物は見かけによらぬもの

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今日は、九月の第三月曜日で、敬老の日ね。日本では、最近のデータで、65歳以上の高齢者の数が全人口の28%を超え、また、70歳以上では20%を超えたと言うらしいの。超高齢社会に突入した日本では、老人福祉関連の財政難だとか介護だとか様々な問題が起こっているわね。ますます高齢化することが必至の状況下、健康な高齢者が増えることを祈るばかりだわ。

 

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プロフィギュアスケーター荒川静香さんは、2006年トリノオリンピックで金メダルを獲得したことで有名よね。そして、彼女の得意技「イナバウアー」は当時の流行語にもなったわね。上のイラストは、イノシシがそれを真似て「いのバウアー」を披露したものとそのポーズを逆さにして「スカイダイビング」しているところの比較イラストよ。イノシシの顔の表情を見ると、「いのバウアー」では苦しそう、「スカイダイビング」では楽しそうに見えないかしら。同じ表情なのに違って見えるのは、見ている人が「多分苦しいのでは」「多分楽しいのでは」とそれぞれのポーズ(見かけ)から推測しているからじゃないかしら。まさに「イノは見かけによらぬもの」ねっ!

 何年か前、安物のカミソリを買い、数日使っているうちに不思議な事実に気がついたのよ。通常、安価なカミソリは数回使用したら切れが悪くなり、捨ててしまうのだけど、不思議なことに、そのカミソリは何か月も切れの良い状態が続いたのよ。今は行方不明になってしまったけど、それがあった頃私は、「魔法のカミソリ」と畏敬の念で使用していたわ。これも「物は見かけによらぬもの」ねっ!

昔勤めていた会社にOさんと言う将棋好きの方がいて、昼休みの「社内名人戦」でその方の将棋をよく観戦していたのよ。その方は、あまり強くなく、よく苦しい局面を迎えておられ、私が「Oさん、劣勢で辛い場面ですね!」と言ったら、その方は、「苦しい状況を乗り越えようとすることこそが将棋の醍醐味です!」とニコニコと答えられたわ。私は、その時から「そのような楽しみ方もあるのね!」と将棋の観戦の仕方が変わったの。これも「物事は見かけによらぬもの」ねっ!

 

手前みそながら、「アッキーも見かけによらぬもの」よ(笑)。