言葉の使い方には気をつけましょう

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昨年同様今年も、桜見は、一人だけで静かに密やかに行ったわ。来年こそ、多くの人々と飲食・歓談しながら楽しくお桜見できることを願って止まないわ。

以前から言葉遣いって大事なことだと思っているけど、つい最近、おかしな言葉遣いを目にしたのでご紹介するわね。

コロナ問題に関するあるニュースで次のようなコメントがあったのよ:

「まん延防止重点措置適用3府県の週末の人出は減少傾向」とのタイトルで、本文は「まん延防止重点措置が4月5日から適用される大阪・兵庫・宮城3府県の3日午後3時の人出を1週間前の同じ時間帯と比較したところ、大阪・ミナミのなんば駅で9.9%、キタの梅田駅で7.5%、兵庫・三ノ宮駅で4.9%、宮城・国分町で15.3%減少、仙台駅西で1.3%増加と、3府県でおおむね減少傾向がみられました。」

ここで言う「傾向」の使い方に問題があり、1週間前との単純比較をもって「傾向」と言う表現はあまりにも短絡的過ぎると思うのよ。ある程度の期間のデータを見た上で減少してきているのなら、「減少傾向がある」と「傾向」を使えるのだけど・・・

わかりやすい例を挙げると、あるプロ野球選手の昨日の打率(4打数1安打で.250)と今日の打率(4打数2安打で.500)を比較し、この選手は「打率上昇傾向にある」と言うようなものね。まあ、1~2週間見た上で上昇してきているのならこのような表現は使えるけど・・・

また、言葉の使い方と言うより、言葉の響きについてもコメントさせていただくわね。「まん延防止重点措置」を「まんぼう」と略して呼ぶのはどうかと思うわ。最初聞いた時、「ヤン坊、マー坊」を思い起こしたわ(笑)。そして、この連想から、この重大な件を何かおちゃらけで略したのかと不審に思う人も出て来ているのじゃないかしら。他の表現、例えば「ストップ・ザ・スプレッド(Stop the Spread)」のような英語表記にしたらどうかしら。特に東京においては、小池都知事は英語表記がお好きだから・・・

私も、今後、言葉の選択にはより注意を払わないといけないと思うようなったわ。ではまた来週!アッキー💛💛