北風と太陽

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今年も、桜満開の時に記念写真を撮って来たのよ。桜名所のような花いっぱいで豪華な桜見ではなかったけど、自分なりに楽しむことができたわ。

前回のブログでの少子化についてのコメントに続き、今回、追加コメントさせていただくわね。(前回とダブった内容のコメントもあるけど・・・):

最近のニュースで政府は、児童手当を増額するとして、月々第一子1.5万円、第二子3万円、第三子以降6万円の提案を検討しているらしいのよね。これは、近年の出生率低下により、政府が少子化対策に躍起になっている表れね。

一番心配していることは、その財源はいったいどこから捻出するのかってことよね。高齢者や独身者や子供のいない家庭(子供すべてが19歳以上の家庭)にそのとばっちりが来るのはイヤよ!

私は、これだけ多額の児童手当を提示・実施しても、次の理由・状況により少子化改善効果はあまり期待できないと思うのよ:

◎20歳位~40歳位までの出産適齢期女性の人口が非常に少ない。

◎増額児童手当は当てにならず、急に減額or打ち切りにならないか不安に思う人が多く出ている・出て来ると思う。

◎多くの若者の考え: ①低収入・低所得のため結婚できない・する気がない、②たとえ結婚しても、日本の現状況下と将来予測から、生まれてくる子供が不幸になり、それを考えると、DINKs (Dual Income and No Kids) 路線で行く。こういった考えのカップルが多いと思われる。

◎昔と今とでは結婚観、結婚状況が大きく異なる。(昔は、結婚しても、お金の苦労なく生活できる所得があり、将来に対する不安もなかったor少なかった。今は、結婚したらお金の余裕がなくなると共に将来に対する不安も大きい。)

◎子供のいる既婚vs独身のお金に関する比較:

多額の生活費(食費、教育費、住居費、光熱費、マイカー関連費、通信費、生命保険料、雑費)vs少額の生活費(親元に住めば、これらの費用は要らないor少なくて済む。)

そのため、毎月の小遣いでは、15万円くらい?vs 1万円くらい?の大差が生じ、「好きなことができるvsできない」の天国と地獄に分かれる。

 

児童手当増額のようなお金で子供を増やそうとするのではなく、イソップ寓話の「北風と太陽」のように「自然に産もうという気にさせる」方法で対応しなければダメだと思うのよ。

そのためには、若い既婚カップルや未婚の若者が「結婚したい。そして子供を産み育てたい。」と望む社会(豊かな社会かつ将来に不安のない社会)を築き上げる必要があると思うわ。

 

厳しい私見だけど、こういったことも検討してもらいたいわ。 アッキー