春はいつ来る、景気の春?

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3月も半ばを過ぎたのに、まだまだ寒い日が続いているわね。こんにちは、アッキーです。3月と聞いて思い起こすのが学校の卒業式。仲の良い友達とのお別れはちょっぴり寂しかったけど、新しい出会いや新しい生活へ向けての期待もあり、卒業をひとつの節目としてとらえていた自分がいたと記憶しているのよ。

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春はまだ始まったばかりだけど、私の装いは春爛漫よ!

今年2月3日付ブログでの貧困についてのコメントにも関連するけど、近年不景気な状況が続いていて、いろいろな点でそれを感じるわ。身の周りでは、個人商店で閉店したお店がたくさんあることよ。閉店の理由の大部分は多分、売上減で経営困難になり、閉店せざるを得なくなってしまったのじゃないかしら。今のような時代、店舗付き住宅で家族を従業員にしているお店でなければ、経営は大変だと思うわ。売上が少ない状態で、店舗賃料や従業員の給料を支払ったら、赤字orほとんど利益のない経営状態になってしまうのじゃないかしら。

一般の人々の暮らしに目を向けると、個人商店と違った意味で大変な状況が続いているのよね。年金生活者を例にとってコメントするわね。30年前の消費税施行直前の年金生活者の支出状況と現在の年金生活者の支出状況とを年金手取り額「20万円/月」として比べると:

≪30年前の年金生活者≫

光熱費・住居費・食費・通信費等の基本的な支出合計=17万円とした場合、残りの3万円が小遣いとして使える。

≪現在の(厳密に言えば、消費税10%後の)年金生活者≫

光熱費・住居費・食費・通信費等の基本的な支出合計=17万円とした場合、それに加えて、消費税1.7万円、介護保険料0.8万円の合計2.5万円が差し引かれるため、小遣いとして0.5万円しか残らない。

3万円が0.5万円になると言うことは、いわゆる遊びに使えるお金が1/6に減ってしまうことになるのよね。3万円あると、旅行・外食・買い物・カラオケ・習い事等、いろいろ楽しみながら生活できるのに対し、0.5万円ではほとんどできないわよね。それどころか、将来の不安に備え、0.5万円でも貯蓄に回す人もいると思うわ。

アベノミクスで近年景気が良いと言われているけど、これは企業の業績に限ってのことであり、庶民の生活においては、税負担や社会保険料負担がどんどんどんどん大きくなり、とても景気が良いとは言えないわよね。庶民の生活を良くするには、抜本的な改革が必要と思うのよ。早くそれを見つけ出し、実行に移してほしいわ。

 

季節は春になったけど、景気の春の入り口が見えないアッキーのコメントでした。